マンションの部屋選び おすすめ階数は1階?、中階?、最上階?、角部屋?、中部屋? メリット・デメリット 比較

マンションの部屋選びはとても大切です。
住む部屋の位置が悪ければ地獄が始まります。

1階、中階、最上階、角部屋、中部屋では環境が異なり、家賃にも差が出ます。
どの部屋がいいかは求める条件によって変わります。

一番理想的な部屋を選ぶためにも
最上階、1階、角部屋、中部屋のメリット・デメリットを紹介します。

マンションの最上階に住むメリット・デメリット

マンションの最上階に住むメリット

  • 見晴らしが良い周りに自分の住んでいるマンションよりも高い建物がないと見晴らしは抜群です。
    それと同時に日当たりも抜群でリビングが明るく、窓からの眺めが最高にすばらしいです。
  • 上階からの騒音が無い
    最上階では上階がありませんので上からの物音はありません。騒音トラブルのリスクが一つ減ります。
  • 虫が少ない
    普段、生活している中で出くわす虫はハエ、蚊、蛾、ゴキブリ等ですが、高くは飛べないようで3階以上ならあまり見なくなるのではないでしょうか?
    参考:昆虫研究
    ただし、屋上が緑地化していると虫が少ないというメリットはありません。
    また、虫はエレベーターや排水口を通じて侵入することもあります。
  • 外からの騒音被害は少ない
    ある程度の高層階では窓を締めると車の音、電車の音など気にならなくなります。

マンションの最上階に住むデメリット

  • 夏は暑い

    平均温度差は2.03℃。実に2度以上も10階のほうが暑かった。
    ちなみに気温の高い日ほど、気温差が大きくなりやすいということも分かった。
    出典:スーモジャーナル

    ただし、コンクリート剥き出し物件を避けて、屋上が緑地化されていれば暑さは幾分ましになりますが、同時に虫が侵入しにくいというメリットを潰すことになります。

  • エレベーターの待ち時間が長い
    最上階に限らず2階以上に住んでいる人はエレベーターを利用すると思いますが、
    1階から最上階までのエレベーターの距離が一番長くなります。
    当然、エレベーターの待ち時間が長くなります。
  • 屋上から泥棒に入られる可能性がある
    最上階は泥棒に入られにくいと思われがちですが、屋上から見れば最上階は1階なので屋上から侵入されるケースも多くあります。
  • 火事になると手遅れかもしれない
    火事になったときは怖いです。
    基本的にハシゴ車は10階までしか届きません。
    屋上の救助用ヘリポートや非常用エレベーターを利用することになりますが、
    下階層よりも逃げにくいのは間違いありません。
  • 地震の揺れが大きい
    出典:東京消防庁
  • 家賃が高め
    上層階の方が家賃が高めになっています。

マンションの1階に住むメリット・デメリット

マンションの1階に住むメリット

  • マンションのエントランスから近い
    マンションのエントランスから自分のヘアまでの距離が短いので、荷物の運び入れが楽です。地震、火災などの災害時はすぐに避難できます。窓から飛び出すことも可能です。
  • 下層階は水圧が高い
    下階層は水道の水圧が強いことが多いので、水圧が弱いと悩むことは少ないと思います。
  • 家賃が安め
    最上階は他階と異なり、設備が多い場合が多く家賃は高めです。
    しかし、1階は庭付きの部屋もあり、家賃も安い物件もあります。
  • 階下がないので足音等、気にしなくても良い
    騒音問題というのは隣室というよりは上階からの音が問題になる事が多いです。
    自分で思っている以上に迷惑をかけている可能性があります。
    1階では下階に人が住んでいないのであまり気にする必要はありません。

マンションの1階に住むデメリット

  • 日照時間が短い
    1階は日照時間が短くなります。
    特に冬は朝しか日が入らないという物件もあります。
  • 冬は寒く、湿気も多い
    基本的に1階は寒く、湿気も溜まりがちです。
    二重床・二重天井だったり、24時間機械式換気設備がある場合は寒くもなく、湿気が溜まりやすいということもありません。
  • 上階、隣からの騒音
    最上階以外の悩みです。
  • 外からの騒音被害
    上階、隣からの騒音問題もあります。さらに物件近くに交通量の多い道路や線路が通っていると騒音に悩まされることになります。
  • 泥棒の被害
    1階で心配になるのは泥棒被害です。
    4階建以上の共同住宅では約3000件、
    3階建以下の共同住宅では約8000件の被害が発生しています。
    参考:警察庁
    階数が低い方が泥棒被害が多いのは事実です。4階建以上の共同住宅における侵入手段

    参考:警察庁3階建以下の共同住宅における侵入手段

    参考:警察庁

    泥棒被害の最大原因は鍵の閉め忘れです。
    少しの時間でも外出する場合は施錠するようにしましょう。

  • 景色は楽しめない
    眺望が期待できず、空があまり見えない。
  • 虫が入ってくる
    上層階と比べれば、虫は入ってきやすく、庭付きであればさらに虫が入ってきます。

マンションの角部屋に住むメリット・デメリット

マンションの角部屋に住むメリット

  • 騒音リスクが1つ少ない
    隣の部屋が1つありませんので騒音リスクは1つ少なくなります。
  • 通気性が良い
    2面窓で通気が良くなります。
    さらに東南の方位であれば風通しは良い傾向にあります。
    ※南向きの西風だと若干風通しが悪いこともあります。
  • 2面採光で日当たりが良く開放感がある角部屋は窓の数も面積が大きいので、採光が中部屋よりも優れています。
  • 家の前を誰も通らない中部屋前の廊下は、隣人や宅配業者が通りますが、角部屋だと人が通らないです。

マンションの角部屋に住むデメリット

  • 冬は寒く夏は暑い窓が多く広いので外気に触れる面積も大きくなります。
    冬は寒く、夏は熱くなる可能性があります。
  • 家賃は高め角部屋は広めに用意されている物件もあるので、中部屋に比べ価格が上がります。
  • 結露が多い冬場、暖房器具を使うと窓際の結露は避けられません。
  • 外からの音が気になる可能性がある
    隣の部屋からの生活音は、軽減されます。
    しかし、窓は遮音性は高くないので外部からの騒音が気になるかもしれません。

マンションの中部屋に住むメリット・デメリット

マンションの中部屋に住むメリット

  • 冷暖房効率が良い
    外気の影響を受けにくいので、冷暖房効率は良いです。
  • 結露が少ない
    窓が少ないので結露しにくいです。

マンションの中部屋に住むデメリット

  • 騒音リスクの可能性あり
    両隣に住人がいますので、角部屋と比べると騒音リスクが1つ増えます。

マンションの中階に住むメリット・デメリット

大部分の人が住むのはマンションの中階層です。
中階層のメリット・デメリットは1階と最上階のメリット・デメリットを合わせ持ちます。

マンションの中階(低層階)に住むメリット

  • 1階ほどではないけどマンションのエントランスから近い
  • 下層階は水圧が高い
  • 1階ほどではないけど家賃が安め

マンションの中階(低層階)に住むデメリット

  • 日照時間が短い
  • 冬は寒く、湿気も多い
  • 上階、隣からの騒音
  • 外の騒音
  • 虫が入ってくる

マンションの中階(高層階)に住むメリット

  • 見晴らしが良い
  • 虫が少ない
  • 外からの騒音被害は少ない

マンションの中階(高層階)に住むデメリット

  • 家賃が高め
  • エレベーターの待ち時間が長い
  • 地震の揺れが大きい
  • 火事になると手遅れかもしれない
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