賃貸物件の退去方法 引越しを決意したら管理会社へ退去連絡

賃貸借契約書を良く読む

物件を借りるときに、借主と貸主の間で契約を結びます。
その際に賃貸借契約書を交わしていますので契約書を確認しましょう。
賃貸借契約書を紛失した場合は管理会社に連絡してください。
コピーを送ってくれると思います。

「解約」に関する事項を確認する

賃貸借契約書には解約に関する項目があります。

「乙は、甲に対して少なくとも30日前に書面をもって解約の申入れを行うことにより、本契約を解約することができる。」(乙は借主、甲は貸主)

のような記述があります。
どのようにすれば契約を解約できるか書かれています。

  • いつまでに解約通知を出せばいいのか
  • 誰に解約通知を出せばいいのか
  • どのように解約通知を出せばいいのか

すれば良いか確認して下さい。

解約時の家賃をチェック

賃貸借契約書には家賃の項目があります。

「1ヶ月に満たない期間の家賃は、契約終了月を除き日割計算した額とする。
契約終了月は、日割計算は行わず、1ヶ月単位で計算した額とする。」

契約終了月の家賃の計算方法がどのようになっているのか確認して下さい。

日割計算

契約終了月の10日に解約した場合は、10日分の家賃を支払ます。

半月割計算

契約終了月の10日に解約した場合は、1日から15日までの家賃を支払います。
契約終了月の20日に解約した場合は、1日から15日までの家賃と16日から月末までの家賃を支払います。

月割計算

契約終了月に解約した場合は1ヶ月分の家賃が丸々かかります。

短期解約違約金の確認

「6ヶ月未満の解約は家賃2ヶ月分の違約金を支払う」などと記載されているかどうか確認して下さい。

ハウスクリーニング・原状回復について

敷金の精算は解約時に何かとトラブルになりがちです。
借主の負担になるもの、貸主の負担になるものを予め確認して下さい。
賃貸借契約書、重要事項説明書、特約条項を確認して下さい。

解約通知を出す

いつ・どのように解約通知を出すかは賃貸借契約書に書かれています。
書面、FAX、メールで通知することになることが多いと思いますが、
解約通知を出したあと貸主が把握できているかも確認して下さい。

退去立ち会いでは主張する

立会にくるのが、不動産会社の人か大家さんか代理人かはわかりません。

「この傷は誰がつけたのか?」というのが頻繁に問題になります。

立会時には以下2点をしっかり確認し、立会人に説明してください。

  • 入居中に汚した、傷つけたのか?
  • 入居前から汚れていたのか、傷ついていたのか?

鍵の返却前にサインをすることになりますが、
内容はしっかりと読んで自分で納得できる場合サインしてください。

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