引越しに伴うインターネット回線の契約手続き・解約手続き

引越しする際は基本的に

• 現在の回線を継続利用する
• 回線を一度解約し、新たに契約する

の2択になります。

継続利用した方が良いのか?解約して新規契約する方が良いのか?

• 解約料金
• キャッシュバック
• 月額料金

等を考慮して最善を選んでください。

インターネット回線の解約料金が30000円以内の場合はインターネット回線を引き続き利用するより解約して新規契約するほうがお得になりやすいです。

インターネット回線を継続利用した方が良い人

携帯電話でau・ドコモ・ソフトバンクを使用していて
au(auひかり)・ドコモ(ドコモ光)・ソフトバンク(ソフトバンク光)と回線を統一している場合は引き続き継続利用する方が安くなります。

※
携帯電話au→ソフトバンク
インターネット回線au→ソフトバンク
のように携帯電話もインターネット回線も全部乗り換えるのが一番安くなります。

インターネット回線を解約・新規契約した方が良い人

インターネット回線を継続利用した方が良い人以外は乗り換える方がお得になる可能性があります。

引き続き利用する場合の手続きは

1. プロバイダ・回線事業者に引越しの連絡をする。
2. 新住所を伝える。
3. 回線工事をする。

のようになります。

解約して新規契約する場合の手続きは

1. プロバイダ・回線事業者に解約の連絡をする。
2. レンタル機器を返却する。
3. プロバイダ・回線事業者に新規契約の連絡をする。

のようになります。

インターネット回線を継続利用しようが、解約して新規契約してもかかる手間はあまり変わりません。

インターネット回線を解約する際に発生するであろう解約料金と同等もしくは解約料金を上回るキャッシュバックが当てられていることが多いです。

インターネット回線を引越し先でも継続利用する手続き

1. プロバイダ・回線事業者に引越しの連絡をする。
2. 新住所を伝える。
3. 回線工事をする。

引越し先でも同じように利用できます。

インターネット回線を引越し先でも継続利用する注意事項

転居先のエリア・建物が回線に対応していない場合がある

現在利用している回線とプロバイダをそのまま継続して使う場合は、新居でも回線とプロバイダが使えるかどうか確認する必要があります。
引越し先が回線・プロバイダに対応していない場合は継続使用できません。

西日本エリアから東日本エリア(新潟県、長野県、山梨県、神奈川県より東の17都道県)へお引越しの後、 フレッツ光サービスをご利用いただく場合は、NTT西日本の「フレッツ光」をご解約の後、 NTT東日本の「FLET’S 光」へ新規お申し込みを行っていただく必要があります。
出典:NTT西日本

移転費用がかかる場合がある

インターネット回線の移転工事費が1万円程度掛かる可能性があります。

インターネット回線の解約手続き

まず、解約する場合の連絡先が1箇所なのか2箇所なのか確認してください。

光コラボレーションのように回線事業者とプロバイダが同じ場合は連絡先は1箇所になります。
フレッツ光、○○ with フレッツのように回線事業者とプロバイダが別れている場合の連絡先は2箇所になります。

よく分からない場合はプロバイダに一度確認してください。

プロバイダのHPを見ると

次の回線をご利用の方は、ご自身で各回線事業者に回線の解約などの手続きを行ってください。解約手続きを行わないと、回線事業者より引き続き回線使用料などが請求されますのでご注意ください。その他の接続コースをご利用の方は、お客さまご自身による回線の解約手続きは必要ありません。
「フレッツ」回線をご利用の方
※「BIGLOBE光パックNeo with フレッツ」、BIGLOBE光 with フレッツ」をご利用の方含む
「ドコモ光」をご利用の方
TOKAI・ADSL回線をご利用の方
コミュファ光回線をご利用の方

出典:BIGLOBE

のように注意書きが書かれています。

インターネット回線事業者・プロバイダに連絡

レンタル機器を返却

プロバイダ・インターネット回線事業者からレンタルしているものがある場合は、解約手続き後に返却してください。
具体的にはモデム本体、ACアダプター、スタンド等になります。
解約申込時にレンタル品を送り返すように案内があると思います。

回線撤去工事

原状回復を前提にインターネット回線を引き込んだ場合は、インターネット回線の撤去工事が必要になります。
管理会社、オーナーに確認してください。

プロバイダ・インターネット回線のID・PASSWORDの確認方法

• IPアドレスから調べる
  確認君+にアクセスすると「お使いのプロバイダー(ISP)」の箇所に利用中のプロバイダが記載されています。
• 契約書類を確認する
  契約書類を調べればプロバイダ名が記載されています。
  電話番号が記載されていなくても会社名が分かればインターネットで会社名を調べて電話してください。
• メールアドレスから調べる
  プロバイダから提供されているメールアドレスが分かればプロバイダも分かります。
  (例)
  ヤフーBB @ybb.jp
  nifty @nifty.com
  DTI @dti.ne.jp
• 通帳やクレジットカードの利用明細から調べる
  利用料金の引き落としに設定している銀行口座の通帳や、クレジットカードの利用明細を調べることでプロバイダが分かります。

ここまですればプロバイダが分かると思います。
次はプロバイダに利用しているインターネット回線事業者について確認してください。

プロバイダ・インターネット回線のID・PASSWORDがわからなくてもなんとかなる

解約する際にID・PASSWORDが求められるのは常ですが、
日本企業はとても顧客にとても優しく電話さえかけてしまえばなんとかしてくれます。
ID・PASSWORDを忘れていたとしても再発行してくれますし、その他個人情報(電話番号・生年月日・住所・氏名)と照らし合わせて解約までスムーズに進むでしょう。

インターネット回線解約時の注意事項

インターネット回線解約にかかるであろう料金

回線事業者とプロバイダが同じ場合は違約金は1箇所で発生します。
回線事業者とプロバイダが異なる場合は違約金は2箇所で発生します。

• 更新月以外に解約した場合の違約金
• 最低利用期間以内に解約した場合の違約金

更新月以外に解約した場合の違約金

最近のインターネット回線やスマホの契約時に多くみられるパターンです。
「2年縛り」と呼ばれ耳慣れていると思います。
毎月の利用料金の割引を受ける代わりに制約を受けることになります。
契約月を起点をし、12ヶ月単位、24ヶ月単位などと一定周期で契約更新月がめぐって来ます。

(例)
2010年1月に契約した場合の契約更新月は2011年2月付近です。

最低利用期間以内に解約した場合の違約金

契約時にキャッシュバック・商品・割引等何かしらのキャンペーンを受けている場合は制約を受けることになります。

(例)
24ヶ月以上利用することを条件に10万円のキャッシュバック

プロバイダ提供のメールアドレスが利用できなくなる

インターネット回線を解約するとプロバイダから与えられているメールアドレス(@ybb.jp、@nifty.com、@dti.ne.jp等)が利用できなくなります。
多くのプロバイダでは別途500円程度支払えばメールアドレスのみ維持することが可能です。

インターネット回線の新規契約手続き

携帯電話でau・ドコモ・ソフトバンクを使用している場合はインターネット回線もauひかり・ドコモ光・ソフトバンク光に統一すると500円~2000円程度安くなります。

インターネット回線の速度に不満がある場合はnuro光 東日本 nuro光 西日本がおすすめです。

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